残念ながら ・・・

東海女子サッカーリーグ

FC 岐阜ベルタ vs 蒲原クラブ女子メジェール

残念ながら 0-3 で負けてしまいました・・・。

途中 高速道路の事故などで到着が遅れ、ウォーミングアップもそこそこの状態でキックオフとなってしまい準備も何も出来ない状態だったので心配はしていたのですが・・・。


しかし試合を見るとそんな事よりも相手が強かったと言うしかないでしょう!




でも今回は どんな時も 「 準備 」 が大切なんだと シミジミ 思いました。


なので 今回はウォーミングアップについて考え直してみましょう!

ウォーミングアップの目的・・・
『 運動による障害や怪我を未然に防ぎ、運動をするうえでいつも以上の実力が発揮できる状態を作ること 』

すなわち、運動する前にウォーミングアップをするのは、運動機能の阻害や怪我を未然に防ぐ、また確りした準備によっていつも以上の実力を発揮するうえで重要な意味を持っているのです。


【 ウォーミングアップの効果 】

A - 体温 ・ 代謝 ・ 筋温 の上昇
静的状態から身体を徐々に動かすと、体温が上昇してくる。 体温の上昇は 細胞の代謝を活発にして血液から細胞へ酸素の交換を促し増大する。
その結果、酸素の消費を多く必要とする主運動 ( 試合 ・ 練習 ) に移ってもスムーズに対応できるようになる。
B - 関節可動域の増大による柔軟性の向上
筋肉の温度が上がると筋肉の弾力性の向上、筋肉の内部抵抗の軽減により素早い筋肉の収縮 および 関節の可動域の増大による柔軟性の向上が期待できる。
C - 神経作用の亢進 ( 亢進 ( コウシン ) = たかぶる )
神経の伝達速度の向上により、反応時間の短縮が期待できます。
拮抗筋による収縮と弛緩 ( 弛緩 ( シカン ) = ゆるむこと ) のバランスがとれ身体全体の動作がスムーズに適応できるようになる。
D - 整形外科的障害の予防
身体の筋肉は急に伸ばされると、それを元に引き戻そうとする力が反射的に起こる。反射的作用によるものだが、ウォーミングアップを十分に行うことで、それらが原因で起きるとっさの転倒や肉離れ・腱断裂などを未然に防ぐことができる。
E - 心理的効果
これから行う運動のイメージと準備ができ、心理的にも慌てることなく主運動へ移行できる。 少し身体を動かすことで緊張を解き放し、リラックスすることができる。



とまあ 良い子のみんなには少し難しい言葉があるのでA~Eを簡単に言うと

試合や練習の前にウォーミングアップにより体温を上げ筋肉を動かす準備をすることにより、ケガの防止 ( サッカー選手に多いケガ=アキレス腱・膝十字靱帯の損傷、股関節痛、ねん挫、肉離れ ) 、肺や気管支が激しい運動に耐えられるための準備、また試合などで緊張した気持ちをリラックスさせる効果などがあると言う事です。

やらなければ心身ともに危険が多くなり、やればいつも以上の力を発揮することができるので、しっかり気持ちを入れてウォーミングアップをした方が良いと思いますよね!


これだけ良いことが多いのに隣の選手と話しをしていたり、 「 暑いな~ 」 「 かったるいな~ 」 「 腹減ったな~ 」 などと違う事を考えながらでは十分なしっかりした準備など出来るわけがありません。

試合や練習に集中するためにもウォーミングアップから気持ちを入れてやるようにしましょう!




そしてウォーミングアップと同じぐらい重要なのがクールダウンです!

運動した後は誰でも疲れが残っています。それは筋肉や呼吸器系も同じ。

こうした疲労や負荷はスポーツ障害につながります。クールダウンを行う事はスポーツ障害を予防する為にも必要不可欠なのです。


クールダウンの方法で一番簡単なのはウォーミングアップを逆にやること。

また通常以上に痛めた個所は氷などで冷やすことも必要です。

冷却することによって乳酸の発生を抑制し筋肉痛の防止にもなります。


そしてクールダウンは疲労を軽減させる事が目的なの、で力いっぱいにやるのではなく軽く流す程度でやる事が大切です。

氷で冷やすのも長時間冷やしすぎると逆に凍傷を起こしたりするので気をつけてましょう。



運動選手で一番怖いのは “ ケガ ” です

中学生以上になったら自分の体は自分で考えて

大好きなサッカーができなくなるような事が無いように

日頃からのストレッチ

試合 ・ 練習前のウォーミングアップ

終了後のクールダウン を意識するようにしましょう




では またの機会に ・・・   









Posted by Three Island’s at ◆2010年08月03日17:29
この記事へのコメント
今娘は股関節周辺を痛めているらしく足を開く動作が伴うと痛がっています。

今回のウォーミングアップ等の解説は娘にも読ませたいと思います。
小学生くらいだと、まだ、「やらせる」必要もあるかと思いますが。
Posted by ak at 2010年08月03日 19:48
akさん
サッカーは運動量が半端無いのでどうしても関節や腱、筋肉に負担をかけます。
その負担は早めに取ってあげないと慢性的な障害になりかねません。

大事なのは日頃のケアだと思っています。
我が家では小学校4年生くらいからお風呂からあがったらストレッチをやることを日課としています。

日頃からのストレッチ。運動前のウォーミングアップ。運動後のクールダウン は常に言い続けないとやらなくなってしまいます。
( 特に若年層の選手 )

自分んでやれるようになるまでは父・母・指導者・他の大人がしっかり見ていなくてはならないと思ってます。

プロ選手でもトレーナーがついていたりするので、アマチュア ( 特に子供 ) は周りの協力が必要だと思って言い続けてください。

今、サッカーを楽しんでいる女子選手は静岡県女子サッカーの宝だと思ってサポートしてあげましょう!
Posted by Three Island’sThree Island’s at 2010年08月04日 09:45
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